私は大手メーカーに勤務しており、大学時代には10社以上内定を頂いた実績があります。
今回は、以下に該当する方のために私の実体験を踏まえ、就活を成功させる方法を5つ詳しく解説していきます。特に面接については、詳しく記載しています。
記事を読み終わった頃には、就活を成功させる自信がついているはずです。
- 大学時代遊んでばかりで、誇れるような経験がない
- 就活のために何をすればよいか分からない
- 就活のための行動をなにもしていない
前置きはこの辺にして本文へと進んでいきます。
目次
1.自己分析の鬼の徹底
(1)自分の長所と短所を把握
自己分析を行い、自分の長所、短所、価値観、興味を明確にします。
自己分析が足りないと、実際に企業に入社してから失敗する可能性が高いです。
自己分析は、就職活動において一番大切だと私は思います。
例えば、給料のためにならバリバリ働きたいと思い、営業成績が給料に反映される営業会社に入社したが、実際は頑張れず、年功序列の会社に転職ということはよくあります。これは自己分析が出来てなく、本当の自分は安定を求めていたことになります。
自分がどのような価値観を大切にしてきたのか、どのような場面で長所を発揮し、短所を発揮してきたか、紙に書き出してみましょう。
自己分析の方法を詳しく知りたい方は、以下で詳しく解説しています。
(2)キャリアの目標を設定
自分が将来どうなりたいのか、中長期的な目標を設定します。
例えば、将来起業したいと思っているのなら、営業スキルを学べる業界なのかウェブ知識を学べる業界なのか、それとも人脈を広げられる業界なのか、各々によってさまざまだと思います。
自分が将来どうなりたいのか、言語化できるようになるまで、徹底的に自分のことを知りましょう。意外とこんな一面もあったんだなあと思うことがきっとあるでしょう。
2.企業研究を行う
就職を成功させるためには、企業研究は欠かせません。企業研究とは、就職先となる企業に関する情報収集・分析を行うことです。
なぜ企業研究を行う必要があるのかというと、
「自分が本当に入社を希望する企業なのかをはっきりさせる」
「採用側が採用したいと思うような志望動機・自己PRを作る」ためです。
企業研究の仕方としては、1番手っ取り早いのが、企業の説明会に参加することです。
興味があるかもと思った企業にはすぐに申し込みましょう。
OB訪問なども有効です。
ただ、説明会やOB訪問では、企業のいいところしか聞けないのも事実です。
なので私は、OpenWorkやライトハウス等で実際に勤務している(勤務していた)方の口コミを見まくってました(笑)
3.エントリーシートの作成
内定を勝ち取るための第1関門は、エントリーシートの作成です。
企業としてもたくさんの学生からの応募があるので、ある程度優秀な学生を書類で絞りたいという想いがあります。
超1流企業となれば話は別ですが、これからご説明する要点を押さえておけば、大抵の企業はまず落ちることはありません。
第1関門を突破するために重要なことを解説していきます。
(1)具体的に書く
これまでの経験や自身の強みを具体的に書き、採用担当者にアピールしましょう。
内容としては、STAR法を用いることです。
STAR法とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)のフレームワークを用いて、具体的な実績や経験を記載しましょう。
例えば、自己PR だとしたら、強み→どのような状況で発揮したか→課題→課題解決のために行った施策→どのくらいの期間で行ったか→結果
この順番で記載しましょう。
もちろん誤字脱字もチェックし、友人や家族に添削してもらいましょう。
エントリーシートの作成方法を詳しく知りたい方は、以下で詳しく解説しています。
企業の内定を勝ち取るためには、面接対策は必須です。
どんなに自己分析や企業研究をしても面接を突破しなければ、内定は勝ち取れません。
面接に合格するための極意を実体験を踏まえて解説していきます。
4.面接対策
(1)結論ファースト
面接を突破するためにこの結論ファーストは1番大事です。
面接の所要時間は、大体30分から1時間ほどです。
企業も短い時間の中で、学生を合格か不合格か判断するので、結論ファースト出来ていない学生はすぐ落とされるのが現実です。
私の兄も大手企業で人事に所属しており、面接官の経験がありますが、結論ファースト出来ていない学生はその時点で落とすと言っていました。
私自身コミュニケーション能力は幼い時から自信がありましたが、最初に受けた5社くらいは全落ちして、かなりダメージを負いました。
色々要因はありますが、一番の原因は結論ファーストが出来ていませんでした。
友達と話す時、面白いことを言おうと思うと、落ちを最後にもってきて話しますよね(笑)
意外と結論ファーストが出来ていない学生が多いです。
必ず、面接官の質問には、結論ファーストで回答しましょう。
(2)常に笑顔ではきはきと
当たり前のことを言うなと思う方もいるかもしれませんが、緊張してしまい、笑顔がひきつったり、声が小さくなってしまうものです。
面接に慣れてくると解決できる問題なので、たくさんの面接経験を積んでいきましょう。
(3)礼儀所作を学ぶ
私が就活をしている時は、コロナの影響もあり、オンライン面接でしたが、今では対面の面接も増えてきております。対面では、オンラインより礼儀の所作という点も評価対象になってきますので、注意しましょう。
(4)ひたすら経験を積め
面接の合格率を上げるためには、回数を重ねることも大事です。
回数を重ねることで、質問される内容などもパターン化してきますし、
何より緊張もなくなってきます。
人材業界や不動産業界は、採用開始時期が早いので、面接練習にはお勧めです。
満を持して、本命企業の面接に臨みましょう。
他にも、家族や友達に面接練習をしてもらう方法も効率的ですので、実施してみてください。
(5)質問内容を誘導しろ
面接官の質問内容を誘導できるようになると、面接をコントロールできるようになります。
分かりやすく説明していきます。
語る内容の中にあえて面接官が気になる点を説明せずにアピールし、想定している質問に面接官を誘導するということです。
例として、実際に私が面接で語っていた内容の簡易版を記載します。
参考にしてみてください。
私の強みは、課題解決力です。この強みは居酒屋アルバイトでバイトリーダーとしてリピート率を15%から30%まで向上させた経験で発揮しました。リピート率が低いという課題があり、飲食店でリピート顧客獲得のために店内にお客様のサインを無料で飾る施策を実行しました。
その結果、リピート率を30%まで向上することができ、売上向上に貢献しました。
上の内容を聞いて、気になる点はどこでしょうか。
- どうやって施策を思いついたのか
- どのくらいの期間で成果が出たのか
- なぜその施策でリピート率が上がると思ったのか
大体この点が気になるのかなと思います。
このように想定している質問に面接官を誘導することが出来ると、面接の合格率は飛躍的に高めることが出来ます。
そのためにも面接の数をこなし、質問された内容は必ずメモしておきましょう。
5.心の準備
就活を満足のものにするためには、マインドセットも非常に重要になってきます。
これから説明することを頭の片隅に置いて、就活に挑みましょう。
(1)前向きに考える
最初から全部うまくいくという就活生はほとんどいません。
必ず、ESで落ちたり、面接で落ちたりします。
落ち込むなというのは無理かもしれませんが、誰しもが経験することですので、
失敗してもそれを学びの場と捉え、ポジティブに考えましょう。
これは私個人の考えかもしれませんが、就職活動もチーム戦と捉えるとグッと勝率が上がってきます。
例えば、仲の良い友人達と応募する企業やES内容等をシェアします。
友人とシェアすると、たくさんの業界の知識も1から調べる必要がないので、効率的に知識をつけることが出来ます。
最初に興味のなかった業界にも興味が出てくることもあります。
自己PR等もこんな伝え方もあるのかと参考になることもありますので、お勧めです。
ただ、最初の内定が出るタイミング等にも個人差が出てきますので、必ずしもチーム戦でやる必要はありません。参考までに捉えてください。
6.まとめ
これまで就活を成功させるための方法を説明しましたが、少しでもためになっていただけたなら幸いです。
このブログでは、就活はインターンが大事とか、速く行動しなければだめだということは一切記載してません。あるに越したことは有りませんが、必ず必要なわけではありません。
私自身も就活を始めたのは、大学3年生の3月から始めたので決して早く行動していたわけではありません。
それでも内定10社を勝ち取ることが出来たので、焦ることなく、自分のペースで取り組んでいきましょう。
皆様が満足のできる企業に入社できることを心から応援しております。